
最近、Amazon Primeで映画「八犬伝」を見ましたヽ(〃▽〃)ノ
で、これ・・・見た後、別の意味で興味を惹かれてしまいました! 滝沢馬琴と葛飾北斎、江戸時代の文豪と天才絵師のコンビが織りなす創作の裏側描写部分が個人的に面白すぎて。
馬琴は『南総里見八犬伝』で有名な作家さん、晩年は失明しながらも執筆続けたという偉業をなした人。一方、北斎は『富嶽三十六景』で知られる浮世絵の巨匠。
この仲良しコンビの絡みがテンポ良くてめちゃ面白かったんですよね~「虚」と「実」織り交ぜて2倍楽しめる仕様の映画でした。なので、今から「八犬伝」を大々的に布教させて頂きます!
滝沢馬琴の実体像とか八犬伝完結までにどんな苦労があったのか?とか、どんなところが面白かったのか?をつらつらーっと書いてみるよ(⁎˃ᴗ˂⁎) 2人の面白エピソードも調べたので良かったら見てね
アマプラの八犬伝 面白い理由は馬琴と北斎の掛け合い
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歴史的背景:馬琴と北斎ってどんな人?
映画見るまでは詳しくは知らなかったのだけど、滝沢馬琴は江戸時代の小説家で、『南総里見八犬伝』を28年かけて書き上げた現代のファンタジー作家の祖となるお方。
晩年は目が見えなくなって一時は筆を折りかけたのだけど(実際にボキッって折ってました)早期に病気で亡くなった息子の嫁に根気強く文字を教えつつ、口述筆記させて完成させてました。(仕上げるまでの執念がヤバかった)
北斎は浮世絵の巨匠で、『富嶽三十六景』とか世界的に有名な作品残してる偉人。90歳近くまで絵を描き続けた情熱も半端ない、晩年は変人と噂された人。
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映画の中ではこの二人がタッグ組んで創作してるシーン(かけあい?)が何度かあって、いや・・・天才がぶつかり合う会話どれも見応えありました。
Xでも「馬琴と北斎の歴史的背景知ると映画もっと面白く感じる!」って声もあって、確かにその通りだと思いエピソード調べまくってしまいました(^∇^;)
あらすじ:ネタバレありで簡単まとめ
江戸時代の人気作家・滝沢馬琴(役所広司)が、友人の絵師・葛飾北斎(内野聖陽)に新作「八犬伝」の構想を語るところから始まります。
物語は、里見家にかけられた呪いを解くため、伏姫(土屋太鳳)が祈りを込めた八つの珠を持つ八犬士が集まり、壮絶な戦いに挑むファンタジー。
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この映画の中で、馬琴が八犬伝の構想を話すたび刺激を受けた北斎が絵を描いて見せるシーンが度々あるんだけど、毎回挿絵として使うのは断るんですよね(何故か違う絵師を紹介)
その後、「八犬伝」は人気連載になるんだけど、クライマックス直前で馬琴が失明しちゃいます。(文字が書けない⇒断筆するしかない状態に)
上にもちょこっと書いたように、絶望する中、亡くなった息子の嫁=義理の娘・お路(黒木華)が「私が文字を覚えて書くよ」と手を貸すことで、28年かけた壮大な物語を完成させる物語です。
流れ的には虚(八犬伝の世界)と実(馬琴の人生)が交錯たストーリーで、創作の苦悩と感動が詰まった映画になってました。どちらの映像も見応え有り♪
馬琴と北斎の絡みが最高でした
馬琴役の役所広司と、北斎役の内野聖陽が良い雰囲気で演じてるんだけど、この二人の「おじじコンビ」(劇中で女房にそう呼ばれてて笑った)が、朝っぱらから狭い部屋で物語を語ったり絵描いたりしてるシーンが妙にほっこりした気分にさせてくれるんよね~。
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馬琴が北斎に八犬伝のあらすじを話す⇒「こんな壮大な話、どうやって思いつくんだよ!」って感心されつつ、北斎がサラサラっと挿絵を描いて見せてはくれるんだけど
見せるだけで、絶対渡さない(なんならその場で破いてくしゃくしゃにして捨てたりする(^∇^;))馬琴が「くれねぇのかよ!」って内心ツッコんでそうな空気感もあってまた面白い(笑)。
歴史上の偉人がこんな身近に感じられるなんて新鮮だし、ユーモアたっぷりでずっと見てたいくらいでした。虚と実が交錯する構成も最初戸惑ったけど、慣れるとクセになるんで、気にならない。
笑えるシーンがテンション上がる
北斎が「これ描いてみろよ」ってノリで絵描いてると、馬琴が「くそぉ、負けてられねぇ!」って創作意欲燃やしてる感じが最高でした。
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SNSで「北斎の適当さがジワる」「馬琴のマジメとのギャップで爆笑した」って感想見かけて、ほんとその通りだなって思いました。
歴史上の人物がこんな人間臭く描かれてるとは思わなかった~
アマプラの八犬伝 面白いストーリーと見どころ
八犬伝の物語がファンタジーで熱い
ざっくり言うと、八つの珠を持った八犬士が集まって戦うファンタジーで、里見家の呪いを解くために奮闘する話。アクションシーンはちょっとチープって声もあるようだけど、それほど気にはならなかったかなぁ~。
CGも派手じゃないけど、VFXで描かれるアクションが勢いあってわりと好きだったかも?戦隊物っぽい雰囲気かな?
SNSでも「八犬士の戦いが熱すぎる」「ファンタジー感がちゃんと出てる」って好意的な意見も多くて、これはコレでありだなーって思いました。
馬琴が失明しても書き続けた熱い思いが伝わってくるし、ファンタジー&戦隊もの好きなら絶対ハマると思う。土屋太鳳の伏姫も品があって美しくて、物語の軸としてグッと引き込混まれる感じがして良きかな
キャストがビジュアル的にも映える
渡邊圭祐、板垣李光人、水上恒司とか若手俳優が八犬士として出てて、ビジュアル的にも映えておりました!
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虚の中の栗山千明、玉梓の迫力とか、実の中での劇中劇「四谷怪談」に出ていた中村獅童の演技。ベテラン勢も絡んで、歴史とフィクションが混ざった不思議な世界観に引き込まれます。
「八犬士のキャストが豪華すぎ」「栗山千明の妖しさが最高、ピッタリ」という声にも納得。
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馬琴と北斎の創作シーンと、八犬士の戦いが交互に進むから、どっちも楽しめてお得感すごい。北斎の絵が物語にリンクしてくる演出も「おぉ!」ってなるし、キャストの魅力が全開で表現されておりました。
アマプラの八犬伝についてのQ&A
全然OK! 映画だけでも十分ハマるし、ストーリーもわかりやすい。SNSで見た人の感想も「原作知らなくても楽しめた!」って声多いから安心してね。
いや、知らなくても楽しめるた!見てから馬琴や北斎のこともっと調べたくなるくらい。SNSでも「歴史わからなくても面白い」っと評判やった。
VFXで描かれる八犬士の戦いが熱い! 「アクションの勢いが戦隊物風でたまらん」なんて感想もある。テンション上がります。
結構メインで出てくるから、そこが好きな人はたまらない。映画レビューでも「掛け合いが一番の見どころ」って投稿あって、激しく同意です。
もう一回見たいくらいだから、余裕で楽しめると思う。ハマる人には「もっと深く見逃してたシーンを探したくなる映画」だと思う。
まとめ:アマプラの八犬伝が面白い! 歴史と笑いの融合
感想をまとめるなら「アマプラの八犬伝、馬琴と北斎の掛け合いと八犬士の物語が絡み合って2倍楽しめためちゃ面白い映画」でした。
役所広司と内野聖陽の熱演で、馬琴の執念と北斎の天才性がユーモアたっぷりに描かれてて、歴史好きも映画好きも満足する作品じゃないかな?好みはあるかも知れないけれどね
SNSでも「馬琴と北斎のコンビが神」「八犬伝の勢いがクセになる」って絶賛されてるし、アクションはVFXで勢いあって少しチープに見えても、それすら魅力に感じる。キャストも豪華で目が離せないし、Prime会員なら気軽に見れるから見てない人は今すぐチェックしてほしい。
天才とか変人の創り出す世界の話が好きな人にはおすすめ!ハマりすぎて、もう一回見ちゃうかも(笑)。絶対損しないから、ぜひ見てみて!