今回は「うんち」についての深掘りです!(どっちでもええやん!なんでいきなり「うんち」やねん?という突っ込みはおいといて・・・(^-^;))
素朴な疑問なんですが「浮くうんち」と「沈むうんち」、いったいどちらが健康のサインとして受けとめれば良いのだろう?
実はうんちは私たちの健康を映し出す鏡のような存在「うんちは体からのお便り」とも言われているけれど、一般人ではお便りの読み取り方がわからない
お食事中の方はすいません(汗)同じように健康的な観点から気になってたんだよね~ってな方は、読んでみて下さいな。
浮くうんちと沈むうんち、どっちがいい?便の浮き沈みが教えてくれる体のサイン
どっちでも良いわ~なんてことは無かった、奥深いうんちの話※出典元:福岡天神内視鏡クリニックさんのサイトを参考にまとめています。
浮くうんちの特徴
まずは、「浮くうんち」から。
これ、実は便に含まれるガスの量が多いために起こります。私たちが食べる食物繊維豊富な食品、例えば豆類や野菜、全粒粉のパンなどは、大腸に到達したときに発酵され、ガスが発生します。そのガスが便を水面に浮かせるんだとか。
健康的な食生活を送っている人にはよくある現象で、特に心配する必要はありません。ただ、ガスの発生が過剰になると、お腹が張ったり、不快感を感じることも。そうなったら、食生活を見直してみるのが一つの手です。
沈むうんちの特徴
次に、「沈むうんち」。
こちらは、便が適切な水分とともにしっかりと形成され、体内のガスが少ない状態を示しています。(なるほど、肉類めっちゃ食べた時とか?)
沈む便は相対的に「健康的な便」と言われているようですが、実はこれだけでは判断できません。便が固すぎる場合は、便秘のサインかもしれませんし、水分不足や食物繊維不足が原因の場合もあります。(ほどほどに柔らかめが良し)
で、どっちがいいの?
一般的に、健康な人のうんちは、85%は水に沈み15%は水に浮く言われています。浮くかどうか?が問題というよりも総合的に判断するのが良いようです。
うんちが水に浮く原因としては、以下のことが考えられます。
- 脂肪やタンパク質が消化吸収されずに含まれている
- 腸内環境が悪く、ガスが発生している
- 食物繊維の摂取量が多い
これらのうち、脂肪やタンパク質の消化吸収不良は、食生活の乱れや消化器系の病気などが原因で起こります。
腸内環境の悪化は、ストレスや便秘などが原因で起こります。食物繊維の摂取量が多い場合は、問題ないことが多いですが、過剰な摂取は下痢の原因になることもあるので要注意。
一方、うんちが沈む原因としては、以下のことが考えられます。
- 水分量が適切で、腸内環境が良い
- 善玉菌が多い
これらの状態は、健康な腸内環境を示しています。
ただし、うんちが浮くことや沈むことだけが、健康状態を判断する指標ではありません。形状や色、臭いなども合わせて確認することが大切です。
理想的なうんちは、以下の特徴があります。
- バナナのような形をしている
- 黄色から茶色をしている
- 柑橘系の果物のような香り
- 水に沈む
このようなうんちが出れば、腸内環境が良好であると言えます。
もし、うんちの浮き沈みや、形状、色、臭いなどに異常を感じたら、医師に相談することをおすすめします。(普段から良く観察しよう)
便の状態から見る健康チェック
便の浮き沈みだけでなく、色や形状、臭いも健康状態を映し出しています。
例えば、便の色が非常に明るい黄色や白っぽい場合、消化器系の問題を示唆していることも。
また、便の形状がいわゆる「ソーセージ形」から大きく逸脱している場合も、何らかの健康問題がある可能性があります。
健康的な便通
では、健康的な便通を目指すにはどうしたらいいのでしょうか。
毎日のお通じを良くする為に、ここでいくつかのポイントをざっくり紹介します。
- 水分をしっかりとる
水分不足は便秘の大敵。1日に2リットルの水を目安に摂取しましょう。(少しずつ飲むのが良いよ)
- 食物繊維を意識的に摂る
野菜、果物、全粒粉のパンなど、食物繊維を豊富に含む食品をバランスよく食べましょう。(腸が弱い人はグルテンフリーの食材を探すのもありだと思う)
- 適度な運動を心がける
運動不足も便秘の一因。日常生活に軽い運動を取り入れることで、腸の動きを活発にできます。
日本人と西洋人とではうんちに違いがある?
調べてみたら、日本人のうんちと西洋人のうんちにも、比較してみるといくつかの違いがあるのがわかりました。(肉中心か?野菜中心か?発酵食品を摂取してるか?にもよる)
形状
- 日本人:バナナのような形をしていることが多い
- 西洋人:ソーセージのような形をしていることが多い
色
- 日本人:黄色から茶色が多い
- 西洋人:茶色から濃い茶色が多い
臭い
- 日本人:柑橘系の果物のような香りことが多い(えっΣ(・ω・ノ)ノそれは初耳)
- 西洋人:より強い臭いが多い(体臭が濃いのも同じ原因?)
これらの違いは、食生活や腸内環境の違いによるものと考えられています。
食生活
- 日本人:魚や野菜などの食物繊維を多く含む食事を摂る傾向がある
- 西洋人:肉や乳製品などの動物性たんぱく質を多く含む食事を摂る傾向がある
腸内環境
- 日本人:善玉菌が多い傾向がある
- 西洋人:悪玉菌が多い傾向がある
これらの違いは、あくまでも一般的な傾向であり、個人差が現れます。
また、近年は食生活のグローバル化により、日本人のうんちと西洋人のうんちの違いは縮小傾向にあります。
【まとめ】浮くうんちと沈むうんち、どっちがいい?真剣に考えてみた!
ぶっちゃけ真剣に考えることか?なんて思った時期もありましたが、「浮くうんち」と「沈むうんち」、どちらがいいというわけではありませんが、便の状態は健康のバロメーターとして非常に重要だなーってのが分かりました。
日々の便の状態をチェックし、異常を感じたら生活習慣の見直しを。健康的な食生活と適度な運動で、理想の便通を目指しましょう。
ちょっと恥ずかしい話かもしれませんが、私たちの「うんち」には健康を守るための大切なメッセージが詰まっています。日々の生活の中で、ぜひ参考にしてみてくださいね。